推理作家・西澤保彦の処女作登場人物による-匠千暁シリーズ

    匠千暁シリーズとは、西澤保彦によるお推理小説シリーズのことをいいます。同作家による処女作である『解体諸因』に登場する匠千暁(タック)と高瀬千帆(タカチ)、辺見祐輔(ボアン)、羽迫由起子(ウサコ)という個性的な四人を中心とした本格ミステリ作品です。四国にある安槻市にある国立安槻大学の学生である四人が様々な事件に遭遇し真相を解き明かしていきます。

    遭遇する事件には殺人から日常の謎まで幅広くあります。初めて解き明かした事件はタックたちが二回生の7月に起きた『彼女が死んだ夜』です。主に四人が酒を飲みながら事件について様々な仮説を立てては崩したりしているうちに事件の真相に辿り着くという特徴があり、酩酊推理とも呼ばれています。主人公の一人、匠千暁・通称タックは小柄で身長はタカチよりも頭一つ分小さく、街ですれ違ってもすぐに忘れてしまうようなシンプルで緊張感・特徴のない容貌をしている人物ですが、頭脳明晰で、洞察力に優れています。アルコール依存症気味で飲み会があれば必ず最後まで参加し、飲み会が無い時には部屋で飲んでいます。人付き合いは悪くないものの性格は暗く、無欲で覇気がありませんが、同じ酒好きのボアンとは暇さえあれば一緒に飲んでいます。

     

     

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